鉄道車両製造業界でよく使う用語について

鉄道車両メーカーがよく使う用語についてまとめてみました。
聞きなれない言葉もあれば業界関係なく鉄道好きなら耳にした事もある言葉もありますが紹介したいと思います。

構体

車体のうち内装、配線、機器が取り付けされる前の車体。

六面体

構体の別称。構体が箱状の形してるからそのように呼ばれることがある。

妻構体

構体(六面体)の内の貫通扉、運転台が着く面。建築用語からの由来している。

側構体

構体のうちの側面の部位。

台枠

構体のうちの床面の部位。
機器、他の構体部品が載るので強度がとても必要な部位。

艤装

構体にたいして内装、機器、電線、配管を取り付ける作業。造船から由来している。艤装は車、飛行機製造でも使用される言葉。

甲種輸送

完成した車輛を機関車に連結して営業路線を介して鉄道事業者の車輛基地へ輸送する事。

腰掛

客室の座席のこと。ロングシート、クロスシート関係なく指す。

袖仕切

ロングシートの端部につく着く仕切り部品。立ち乗り客が握れる握り棒つくことも。ロングシートに付く部品なので通勤車両によく見られる部品です。

ダブルスキン 

アルミニウム製の構体で使用されるアルミニウム型材。二枚の外板の間にトラス状の補強が入った構造。700系新幹線で初めて採用されて現在は新幹線だけでなく、特急車両、通勤車両にも採用されている。

先頭構体 

名前の通り、先頭車両の先頭形状を指す部位。

側引戸  

側構体の出入口に付く引戸

最後に

今回は以上となります。

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