鉄道車両メーカーに就職するには

今回は鉄道車両メーカーに就職するルートについて説明したいと思います。
主に新卒採用と中途採用で分かれます

先に新卒から説明したいと思います。
新卒では高卒を対象とした技能職と大卒、大学院卒を対象とした総合職に分かれます。
技能職、総合職についてさらに説明します。

技能職

技能職はいわゆる工場で作業する現場作業者の事を指します。
溶接、塗装、艤装作業などの鉄道車輛製造に必要な現場作業の担い手になるポジションになります。
主な採用ルートは工業高校へ募集をかけて応募される学生を採用する流れになります。

総合職

大学卒、大学院卒を対象とした職種で幹部候補生となる職種です。
技能職と違い、工場などの現場作業に配属されるのではなく、間接系の部署に配属されます。
また様々な部署を経験して将来的には会社の経営に携わる人材になります。
鉄道車両メーカーの総合職は主に技術系と事務系に分かれるので分けて説明します。

総合職(技術系)

大卒、大学院卒理系を対象とした職種。設計、生産技術、品質保証など技術系の業務に携わる
部署に配属されます。

総合職(事務系)

大卒、大学院卒(文理両方)を対象とした職種。経理、営業、資材、総務、人事など技術系以外の部署に配属されます。

新卒採用は以上で次に中途採用について説明します。

中途採用

社会人経験のある方を対象とした採用ルート。経験した職種の内容を基に会社側が必要とする人材かどうか判断して採用されます。

例1:前職がメーカーの設計業務→設計要員として採用
例2:前職が自動車メーカーのライン工→工場の現場作業者として採用

といった感じで採用されます。

最後に

以上が採用ルートになります。
鉄道車両が好きな方は事業者側で働くかメーカーで働くかで選択が分かれます。
選択の基準例として

モノづくりが好き→メーカーを選択
鉄道車両を動かして社会に貢献したい→事業者を選択

みたいな感じで就活を進めるのが良いかと思います。

他にも勤務地、勤務時間、福利厚生などの違いを比較して選択するのもありだと思います。

今回の話は以上となります。

タイトルとURLをコピーしました