鉄道車両メーカーとは

公共交通機関として私達が利用している鉄道事業者はJR,私鉄など様々ありますが実際に私達が乗る鉄道車両はその事業者で作られているのではなく、大手重工メーカー、あるいは鉄道車両メーカーといわれる鉄道車両専門のメーカーによって製造されてます。

代表的なメーカーとして
大手重工メーカーは日立製作所、川崎車両
鉄道車両メーカーは日本車輌、近畿車輛、総合車両製作所があります。
この5社は新幹線、通勤電車、地下鉄車輛などさまざまな車輛の製造が出来ることから総合車両メーカーとも言われてます。
新潟トランス、富士重工業、三菱重工等他社でも鉄道車両製造していますが、製造できる車輛の種類、両数が上記の5社より少ないため一般的には総合車両メーカーには含まれていません。

各総合車両メーカーについて簡単に特徴を紹介します。

日立製作所

工場は山口県下松市に所在。アルミ製の車輛を製造。

イタリアの鉄道車輛メーカーのアンサルダブレダを買収、日立レールとして子会社化している。

イギリス向けの高速鉄道を大量に受注、納入したことで有名。

川崎車両

川崎重工業車両カンパニーが前身。2021年に子会社化。

兵庫県神戸市に工場ある。また北米(ネブラスカ州リンカーン)にも工場があり、北米向けの車両を製造している。

世界初でCFRPを主構造に取り入れた台車efWINGの開発した。

日本車輌

JR東海の子会社。

愛知県豊川市に製造工場がある。

他の鉄道車輛メーカーと違い、鉄道車輛以外に重機、建設機械、コンテナなどの製造も手掛ける。

新幹線の累計製造量数は国内1位

近畿車輛

近畿日本鉄道(近鉄)のグループ会社。JR西日本とは業務提携契約を結んでいる。

大阪府東大阪市に工場あり。

FIFAワールドカップカタール大会に合わせて運行されたドーハメトロの設計、製造をした。

総合車両製作所(J-trec)

JR東日本の完全子会社。

神奈川県横浜市に製造工場あり。

ステンレス製鉄道車両の製造が得意で、自社ブランドSUSTINAが有名。

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